子どものマイナンバー通知カードが役所から届いた。
3月1日に役所で手続きをしたので、だいたい2週間くらい。
そのときは「3週間くらいで」と聞いていたので、かなり早めに届いたことになる。
たまたま処理件数が少なかったのかな?
簡易書留で送られてきたので、不在票を持って近くの郵便局へ。
個人を確認するもの(免許証など)を提示すれば、署名するだけで受け取れる。
さすがにこの超個人情報をポストに投函するのは怖いからなぁ。
これくらいの手間はこちらも掛けないと。
マイナンバーの通知カードと一緒に、「マイナンバーカード(個人情報カード)交付申請のご案内」という冊子が入っていた。
そういえば自分の通知カードを受け取ったときも、こんな案内が入っていたような気がする。
そのときはソッコーで捨てたけど(^^;
まだ生後3週間ほどなんだけど、マイナンバーカードって要るんだろうか。
役所で手続きしたり住民票とか、戸籍謄本・戸籍抄本をコンビニで出したりとかは、親のマイナンバーカードがあれば事足りるはずだしなぁ。
他に必要な場面があるのか、一応調べてみた。
赤ちゃんにマイナンバーカードは必要ない!
結論から言うと、子どもが小さいうちはマイナンバーカードを作る必要はなさそう。
少なくとも赤ちゃん〜幼児期では、まず必要になることはない。
子どものマイナンバーが必要になる場面としては、まず児童手当の現況届。
「現況届」とは、児童手当の給付を引き続き受けられるかどうかを確認するための書類。
年に一回、役所に提出しないといけない(らしい)。
この現況届を提出するときに、子どものマイナンバーが必要になるとのこと。
自治体によって異なるそうなので、ひょっとしたら必要ないところもあるかも知れない。
要確認。
もし必要だとしても、必要なのは「マイナンバー」(つまり番号そのもの)であって、「マイナンバーカード」ではない。
本人確認が必要だとしても、保険証があれば充分。
通知カードがあれば全然大丈夫みたい。
僕も本人確認が必要な場面では、ずっとそうしてるし。
あと、子ども名義で銀行や証券会社に口座を作る際にも、マイナンバーが必要になるとのこと。
将来のために積み立てたり、ジュニアNISA口座で運用したり、銀行や証券会社を利用する機会はたぶんこれから出てくる。
けど、これも現況届と同じで、マイナンバーが分かって他の手段で本人確認ができれば問題はない。
結局は通知カードさえあれば事足りるという結論になる。
他にマイナンバーカードが必要な場面があるかどうか調べたけど、今のところ見付からなかった。
もしあったとしても、たぶん「マイナンバー+保険証」の組み合わせで対応できるはず。
ということで、結論としてはマイナンバーカードは作らないことになりました。
マイナンバーカードを作ることのリスク
「いずれ必要になるかも知れないから、早めに作っておいた方が良くない?」とも考えたけど、それもあまり意味がない……というか、むしろリスクが高くなる。
マイナンバー自体、超重要な個人情報。
↑にも書いた通り、これと個人を確認するものがあれば、だいたいのことはできてしまう。
番号だけでもこれだけ重要なのに、マイナンバーカードにはもっとたくさんの情報が詰め込まれる。
まず顔写真。
身分証明書として使えるのは、これがあるから。
通知カードには顔写真がないので、本人確認が必要な場面では保険証など顔写真が載った身分証明書が必要になる。
それだけ顔写真は重要な情報だということ。
身分証明書として使えるので、何かのお店で会員になるときなんかにも当然使える。
が、そのときにマイナンバーが漏洩する可能性がないわけではない。
お店側にその意思がなかったとしても、管理が杜撰で第三者の目に触れてしまう……という可能性は大いにあるのだ。
また、マイナンバーカードにはICチップが内蔵されている。
このICチップにはカードに記載されている情報が入っていて、それを読み取ることでコンビニで住民票や戸籍情報の書類を出したりすることができる。
逆に言うと、ICチップの内容さえ読み取ってしまえば、個人情報を抜き取ることもできるわけで。
まぁ現実にそんな場面に遭遇するのはほぼないだろうけど、リスクであることに変わりはない。
マイナンバーカードには有効期限がある
これだけのリスクがありながら、マイナンバーカードには有効期限がある。
20歳以上は10年だけど、20歳未満は5年。
つまり、産まれたばかりの我が子のマイナンバーカードを今作ったとしても、5歳になった頃には更新しないといけない。
たぶん最初にカードを作るときと同じくらいの手間がかかるだろう。
少なくとも顔写真は撮り直さないといけない。
(というか赤ちゃんの写真のまま5歳まで使えるのもどうかと思うけど)
さて、この5歳の更新期日までに、マイナンバーカードがどうしても必要な場面が一回でもあるだろうか?
現時点では思いつかない。
であれば、不要なリスクを負ってまでマイナンバーカードを作る必要はないだろう。
というのが僕の結論。
当面は通知カードだけでやっていくことにする。
まぁ困る場面は別にないでしょう。
どうしても必要になったら、そのとき作ればいいし。
【参考】