出産前の記録

出産予定日 + 9 日目【奥さんの不安がピークに】

投稿日:2019年2月20日 更新日:

強制入院2日目。

結局、今日は陣痛促進剤の投与はせず。
エコーも内診もなかったので、奥さんはほとんど寝て過ごしていたらしい。
最近寝てなかったからちょうど良かったかも。

朝からお腹の張りも痛みもあまりなくて、「身体がお休みモード」とのこと。
ただ、夕方くらいから天気が悪くなってきたのと同時に、赤ちゃんが急に激しく動き出したと。
それに伴って張りや痛みも大きくなってきたそうで。

夜にモニターで赤ちゃんの様子を見ていたときも、今までで一番の痛みが来たとのこと。
まだ規則的ではないので陣痛という感じではないけど、いよいよ近付いてきているということなんだろうか。

明日は朝から陣痛促進剤の投与がようやく始まる。
8時くらいから受付や準備をして、おそらく9時くらいには点滴し始めることになりそう。
いきなり効くことは(ほぼ)無いから、僕はお昼くらいに行くことになった。
まぁ朝から起きてるけどね。
何があるか分からないし。

可能性としては、今日の夜中に陣痛が始まるかも知れない。
今日の感じからしてたぶんないけど……。

さすがに奥さんの不安がピークに達している。
LINEでついに「怖い」とはっきり言ってきた。

着替えやバスタオルを持っていたときには、普段と変わらない様子に見えたけど。
やっぱり一人になると不安が増すんだろうなぁ。
明日はなるべく側に居よう。

結婚する前は一人暮らしを10年以上していた。
のに、今また一人で生活してみると何としんどくて面倒くさいことか。
色んなことが溜まり始めてる。

何とか洗い物だけはその日のうちに済ませているけど、とても掃除なんてやってられない。
洗濯物も取り入れ用のカゴに入れっぱなしで畳む気にもならない。

料理に至っては、もう考えることすら嫌だ。
ここ何日かは奥さんが作っておいてくれたカレーで乗り切ってるけど、これから自分で考えて準備しないといけないことを考えると本当に億劫になる。

家事全般に言えることだけど、誰かのためになるなら面倒くさくても頑張ることはできる。
だけど、自分のためだけにいろいろ考えたり準備したりすることが、ただただ面倒くさくて気持ちが入らない。

まぁそれだけ奥さんがいつもやってくれてたってことだよなぁ……。
常に感謝してるつもりだったけど、今改めてその存在の大きさを痛感してる。

次に奥さんが帰ってくるときまで、少なくとも今の状態をキープしないと。
掃除もこまめに……は無理な気がするけど、なるべくきれいにしておきたい。

食事も自分だけのためじゃなく、奥さんや子どもを守るために健康であり続けようと考えれば、ちょっとは前向きになれるだろうか。

一人で過ごす時間があるうちに、お金を稼ぐ手段もいろいろ試しておきたいけど。
バランスが難しいなぁ。
睡眠不足がパフォーマンスの低下を招くことは、今の自分の頭の働きの悪さが証明してる(笑)。
時間が限られているとはいえ、睡眠はしっかり取らないと却って非効率になりそうだ。

ただでさえ明日は長丁場になるかも知れないんだから。
今日は早く寝よう。

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きーやん

38歳で初めて子どもを授かりました。「本業は父親」をモットーに、当事者として育児に奮闘中。その中で感じたことや考えたことを、体験ベースで記事に書いています。子どもの教育資金などを蓄えるため、副業や投資についても試行錯誤の日々。

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