昨日、乳児湿疹のことで小児科を受診したとき、ついでに予防接種のことについて訊いてみた。
保健所の「感染症対策課」というところから予防接種のお知らせが届いていたのだけど、その説明があまりにも分かりにくくて、何をどう受けたらいいのか分からなかったので。
「生ワクチンは27日以上、不活化ワクチンは6日以上の間隔をあけます」
「例えば、生ワクチンを接種する1週間前に不活化ワクチンを接種するなど、効率よく接種しましょう」
などと書かれていた。
いや、自分で考えなあかんのかーい。
一応スケジュール表のようなものも添付されてたけど、それを見てもまったく分からなかった。
何をどうしたら良いの?
という感じだったので、先生にある程度の道筋を付けてもらおうという魂胆。
このクリニックでは、予防接種のときは予約不要とのこと。
「予防接種実施申込書」という用紙を何枚かもらったので、それに必要事項を記入して提出すればすぐに受けられるらしい。
肝心のスケジュールについても、渡された「プラン例」という紙がとても分かりやすかった。
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クリニックでもらったMSDの予防接種スケジュール
クリニックでもらった「プラン例」というスケジュールの紙がこちら。
シンプルでとても分かりやすい。
どういう順番で、どのタイミングで、何を接種したらいいかが一目瞭然。
そうそう、こういうのが欲しかったのさ。
生後2ヶ月に入ったところで、まずは「B型肝炎」と「ヒブ」と「小児用肺炎球菌」のワクチンを接種。
生後3ヶ月目には、同じものの2回目に加えて、四種混合(DPT-IPV)を接種する。
うん、分かりやすい。
このスケジュールで特に良いと思ったポイントは、「同時接種」について書かれていること。
後で紹介する、保健所や別のサイトで作成できるスケジュールには、そのことに触れていなかった。
なので、僕はてっきり分けて接種しないといけないものかと思っていたのだけど。
(だから保健所からきたお知らせに書かれていた「〇〇ワクチンは○○日の間隔を空けて」というのが、とてもややこしく感じていた)
同時に接種できるのなら話は早い。
その情報があるのとないのとでは、えらい違いだ。
何で他のスケジュールにはそのことが書かれていないんだろう。
逆に不思議。
このスケジュールは「MSD」という製薬会社が作ったもの。
サイトにデータとして公開されてないかと思って探してみたのだけど、残念ながら見つからなかった。
印刷用に高画質版のデータも用意したので、よろしければどうぞ。
»MSDの予防接種スケジュール 高画質版(右クリックして画像を保存してください)
NPO法人「VPDを知って、子どもを守ろうの会」の予防接種スケジュール
このMSDのスケジュールは「VPDを知って、子どもを守ろうの会」というNPO法人が作っているスケジュールを元に改変したもの。
そのオリジナルがネット上に公開されていた。
こちらの方が内容は詳しいし、2歳以降のことも書かれているのだけど、情報量が多い分だけ若干見づらくなっている。
MSD版の方がスッキリして見やすいかなぁ。
なので、2歳になるまではMSD版を使って、それ以降はこのオリジナル版を使うようにすれば良いんじゃないかと。
当面はMSD版で事足りそう。
「ワクチン.net」の予防接種スケジュール
「ワクチン.net」というサイトに「マイスケジュールをつくろう」というページがある。
»マイスケジュールをつくろう | ワクチン接種のスケジュールと流れ | ワクチン.net(ワクチンネット)
子どもの名前と性別と生年月日を入力すると、その子の予防接種スケジュールが作成される。
↑のスケジュールだと「生後○ヶ月」としか書かれていないのに対し、生年月日を基準にするから「2019年○月」という風に具体的な月まで表示してくれる。
その方が、実際に予防接種に行くことをイメージしやすいかも知れない。
ただ、このスケジュールには同時接種について書かれていない。
順番は書かれているけど、同時に受けられることが分からなかったら使い勝手はマイナスかなぁ。
せっかく見やすく工夫されてるのに、残念。
保健所から届いた予防接種スケジュール
ねぇ? 分かりづらいでしょう?(^_^;)
何が書いているのか、さっぱり分からない。
こちらとしては、何をいつ接種すればいいかを教えてくれたらいいだけなのに……。
これで分かれという方が無理な話。
やっぱり有益な情報は自力で探さないとダメなんだろうなぁ。