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出産・育児に関する手続き 新任パパの育児日記

保育園の面接って何を聞かれるの? 何を話せばいいの? 実体験レポート!【大阪市の場合】

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保育園の入所申込みと、それに伴う面接に行ってきました。

 

面接」と名の付くものは本当に久しぶりで、

  • 何を聞かれるんだろう?
  • 何を話したら良いんだろう?
  • この面接で保育園の合否に影響するのかな?

などなど、疑問や不安がグルグルと頭の中を駆け巡っていました。

 

たぶん、同じような疑問や不安を抱えている人たちもたくさん居ますよね。

そこで本記事では、今回体験した保育園の申込みと面接についてレポートしてみます。

 

ただ、自治体によって申込みや面接の方法は違うので、すべてが同じではないんですけどね。

大まかな内容や雰囲気はわかると思うので、参考にしてください〜。

「面接」は、「試験」や「審査」ではない

面接試験ではないの図

まず大前提として、この面接は「試験」や「審査」ではありません

 

この面接が行われる主な目的は、

  • 入所申込書類の内容
  • 就労や育休などの状況
  • 子どもの健康状態(アレルギーなど)

といったことを確認するための「聞き取り」です。

 

「面接」というより「面談」に近いイメージですかね。

いろいろ質問されますが、それも書類の記載漏れや伝え忘れがないかを確認するため

決してこちらを試している訳ではありません。

 

まして「ふるいにかけてやろう」なんてことじゃないのでご安心を(笑)

「うまく答えられなかったらどうしよう……」

なんて不安に思うことはないですよ(^^)

 

ポイント

この面接は、保護者や子どもの状況を確認するための「聞き取り」

うまく話そうとする必要はない!

 

ただ、正確に情報を伝えることは意識しましょうね。

特に「すでに認可外の保育園に通っている」とか、「疾病によって保育が困難」とか、保育の必要性に関わる情報はとても重要です。

なぜかというと、保育園に内定しやすくなる(場合がある)から。

判断基準は自治体によって異なりますが、保育の必要性がより高いと判断されれば有利になることがあるんです。

もらえるはずの加点がもらえない、なんてことにならないよう注意しましょう。

 

面接結果が保育園の合否に影響する?

どちらかで悩むカエル

すでに書いた通り、この面接は「情報の聞き取り」が目的です。

「試験」や「審査」ではないので、面接の内容が保育園の合否に影響することはありません

 

保育園に入れるかどうかは、「入所調整基準」によって定められた点数によって決められます

【参考】大阪市の保育利用調整基準(PDF:179KB)

ざっくり言うと、「保護者や子どもの状況を当てはめて、保育の必要性の高さを点数化するためのもの」です。

その判断基準はすべて「事実」に基づきます。

面接を頑張ったらどうにかなるものではないんですよね。

 

ポイント

面接の内容が、保育園の合否(内定/保留)に影響することはない

「入所調整基準」によって算出される点数によって、保育園に入れるかどうかは決定される。

 

この点数を少しでも上げる活動を「保活」なんて呼んでいる人も居ますね。

それくらい皆さん必死なのです……。

加点のテクニックはいろいろあるみたいなので、「保活 加点」とかでググってみてください。

 

ただ、面接でどれだけアピールしようが、結果は変わりません

情報を正確に、不足なく伝えることだけを考えましょう。

まぁ、アピールのしようもないんですが……(^^;

 

面接会場は保健施設でも、対応は区の職員

キッズスペース
※イメージです。

僕が住んでいる区では、保育園の申込みと面接は「第一希望の施設」で行われます

区役所で行うところもあるみたいですけどね。

このあたりは区によってまちまちです。

(統一してくれたらいいのに……)

 

ただ、会場がどこであろうと、実際に対応してくれるのは区の職員

僕が行ったところでは、3 人の職員が来ていました。

 

ポイント

会場が保育施設であっても、面接の対応は区役所の職員が行う

なので、「どれだけここに入りたいか」などアピールをしてもまったく無意味

 

事前に予約を入れたときに、時間も指定されます。

が、当然のように時間通りにはいきません(笑)

だいたいの目安程度だと思っておきましょう。

 

会場となったのは、会議室か研修スペースのような大きな部屋

半分に仕切られていて、面接は奥側のエリアで。

長机が 3 つ離れて置かれていて、それぞれ一人ずつ区の職員が対応してくれています。

周りには、保育園のスタッフや保育士さんも何人か居ました。

 

手前側の半分は、保護者と子どもの待機スペースです。

マットが敷いてあって、おもちゃや絵本も置かれていました。

そこで子どもと遊びながら、順番が来るのを待ちます

 

イメージとしては「病院の待合室」みたいな感じでしょうか。

面接が行われている 3 つの席のうち、前の人が終わったところへ次の人が呼ばれます

僕たちが呼ばれたのは、予定時刻を 10 分ほど過ぎたときでした。

(その程度の遅れなら良しとすべきかな……)

 

最初に申込書類を提出して、面接がスタートします。

 

面接の質問は必要最小限

チェックリスト

まず初めに、申込書類の中で抜けや不明なところを埋めていきます

自分たちでは完璧に仕上げたつもりでも、やっぱり記載漏れや情報が不充分なところはあるんですよね。

 

特に多かったのは、

  • 日付
  • 「確認した」というチェック(レ点)

という 2 つの抜け。

面接の時間を有効活用するためにも、念入りに確認しておきましょう

 

職員の人が直接対応してくれるから、その場ですぐに追記・訂正できるんですよね。

「わざわざ行くの面倒くさいなぁ……」と思っていた自分を叱ってやりたい(><)

 

一通り書類が仕上がると、あとは職員の人が手元のチェックシートに沿って確認事項を読み上げていきます。

かなりの項目数がありましたが、正直ほとんど覚えてません(^^;

それくらい一般的というか、「特別なことではない」内容だったと記憶しています。

 

その中でも覚えていることといえば、

  • アレルギーはないか
  • この保育園は本園と分園があって選べないけど大丈夫か
  • 実際の保育時間は保護者の勤務時間によって決定するので、内定後の保育園との話で決まる
  • 育休からの復帰を保育園使用の条件に挙げているので、入所が決まったら復職の証明が必要

といった感じ。

 

逆に、

  • 家庭の状況
  • 仕事の都合
  • 親(子どもの祖父母)に頼れるかどうか

などについては、ほとんど聞かれませんでした

 

申込書類に書かれてあったからですかね。

それほど時間に余裕がないからでしょうか。

必要最小限の質問・確認にとどめていた、という印象でした。

 

入所希望の保育園はたくさん書くべき……?

家の比較の図

限られた面接時間の中でも、割と多くの時間を割いたのが「希望する保育園」についてでした。

 

大阪市は第 6 希望まで保育園を書くことができます。

僕たちは第 4 希望までしか書いていなかったので、それを見て職員さんが

「他の保育園は書かなくてもいいですか?」

と聞いてきたんですね。

 

こちらとしてもいろいろ検討した結果、第 4 希望までにしたんですが……。

改めて聞かれると心が揺らぐ……(^_^;)

 

第 1 希望に挙げていた保育園は、来年度はかなり枠が多め。

職員さん的にも「いけそうな気はするんですけどね……」という感触のようです。

ただ、職員さんの立場からすると、希望は多めに書いておいてほしいようで

人気の園・施設に集中するのは避けたいでしょうし、いわゆる待機児童も増やしたくないでしょうから。

 

あと、「小規模保育事業所」についても割と強めに推されました

通常規模の保育園にも減点なしで転所できるのがメリットだそうです。

 

ただ、その名の通り「小規模」なので、受け入れる枠もかなり少なめ

僕たちが通えそうな施設に限っていえば、来年度の募集は「ゼロ」でした。

(だから書類にも書いてなかったんですけどね)

 

しかし、ここでも職員さんは

「急に引っ越しなどがあって、空きが出るかも知れませんし……」

と推しの手を緩めません。

そんなに小規模へ入れたいのか……?(´-`)

 

まだ見学にも行っていないので、ひとまず保留に。

正直あんまり乗り気ではないんですが、

「職員さんがそこまで言うなら、見学くらいは行っとくか……」

という感じです。

 

面接はだいたい 30 分ほどで終了

あっという間でした。

聞いておきたいことがあれば、事前にしっかりまとめておかないと忘れてしまいそうですね。

 

今後の予定:申込数の公開と、希望の追加・変更

スケジュール帳のカレンダー

10 月末頃に、第 1 希望の申込み状況が大阪市の公式サイトで公開されます。

それを受けて、希望する保育園の追加や変更をする場合は、変更届を 11 月 15 日までに提出

これが最後の駆け引きです(; ・`ω・´)

 

申込み数が少ないところには追加で来るでしょうし、逆に定員オーバーのところは諦めて手を引く人も居るはず。

どのように対応すればいいか、判断に迷うところですね。

小規模の施設も一応書いといた方がいいのかなぁ……。

 

その後、結果の通知は 1 月 24 日に発送予定だそうです。

もうちょっと早くもらいたい気もするけど……(^O^;)

ここで内定となれば、めでたく 4 月から保育園へ通えることに。

 

もし保留(落選)となれば、自動的に 2 次調整年度途中利用調整に回ります。

「2 次調整」とは、現在行われている申込み(1 次調整)で埋まりきらなかった枠で、再度受付が行われる制度のこと。

ただ、人気の保育園は枠が埋まらないなんてないでしょうし、仮に枠があったとしても応募者が殺到するのは必至。

あまり望みは持てなさそうです(T_T)

 

「年度途中利用調整」は、その名の通り年度の途中(4 月以降)に行われる利用調整のこと。

毎月中旬〜下旬に空きのある施設を対象に調整を行い、内定が出た人にのみ連絡が来るそうです。

連絡があるとすれば毎月 20 日すぎとのことなので、この頃になると気が気じゃないでしょうね……。

 

この段階まで来ると、おそらく並行して認可外の保育園も探すことになると思います。

いつ空くかも分からない数少ない枠を、ただ待っているわけにはいきません。

できれば認可保育園で決まってほしいんですけど……(*_*;

 

まとめ:保育園の申込みと面接について

保育園の入所申込みと面接について、体験したことをまじえながらまとめてみました。

  • この面接は、保護者や子どもの状況を確認するための「聞き取り」
  • 面接の内容が、保育園の合否(内定/保留)に影響することはない
  • 面接の対応は区役所の職員が行い、質問は最小限

といった感じでしたよね。

 

この面接はあくまで正確に情報を伝えるための「聞き取り」ですから、緊張したり気構えたりする必要はありません

自分や子どもの状況を、ありのまま伝えたら OK です

面接の場でどれだけアピールしても結果は変わらないので、無駄な努力はやめときましょう(笑)

 

書類の抜けや漏れがないか、しっかり確認しておいてくださいね。

始まってしまえばあっという間なので、質問したいことがあれば事前にまとめておきましょう

  • この記事を書いた人
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きーやん

38歳で初めて子どもを授かりました。「本業は父親」をモットーに、当事者として育児に奮闘中。その中で感じたことや考えたことを、体験ベースで記事に書いています。子どもの教育資金などを蓄えるため、副業や投資についても試行錯誤の日々。

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