新任パパの育児日記 育児に関する感想・レビューなど 赤ちゃんが飲むミルクについて

奥さんの退院、一日だけの帰宅。

投稿日:2019年2月27日 更新日:

今日は奥さんだけ退院の日。
お義母さんが付き添いに来てくれた。

赤ちゃんの黄疸を治療するための「光線療法」は終了したそうなので、特に問題なければ明日退院できるはず。
順調に治っていてほしい。

すでに退院したはずの昼過ぎに奥さんからLINE電話が入る。
仕事中に電話するなんてよっぽどのことだ。
慌てて出ると、奥さんが泣きそうな声で「寒い」「身体がブルブル震えてる」「痛くて動けない」と言ってきた。
何ごと!?
「スマホまでやっとの思いで辿り着いて」とも言っていた。

えぇと、お義母さんが付き添いで来てくれてるはずでは……?
この時点で若干パニクった。
奥さんに聞いてみると、お義母さんは外出しているらしい。
なんで!?
しかも何度連絡してもつながらないと。
それで僕に連絡してきたと。

うーむ……。どうしよう。
なんて言い訳して仕事を抜け出したらいいだろうか……。

とにかくお義母さんに連絡してみようということで、一旦奥さんとの電話を切り、お義母さんに電話をかける。
……何回コールしても出ない。つながらない。
もう一度かける。
今度は出た。

「もしもし。ごめんね。聞きました。クルマをつかまえてなるべく早く帰ります」
はい。そうしてください。一刻も早く!
何とか連絡がついてよかった。

改めて、出産でのダメージの大きさを感じる。
僕もどこか油断していたのかも知れない。
退院するくらいだから大丈夫だろうと。
甘かった。甘すぎた。
やはり今は、何があっても一人にしてはいけない。

お義母さんは割とすぐに家に戻れたらしい。
程なくして症状は治まったようで、二人からそれぞれLINEで連絡が来た。
良かった……。

奥さんが言うには、温度差に身体が適応できなかったのではないかと。
確かに一週間以上、暖房の効いた室内に居たから、急に冬の寒空の下に出たら身体がビックリしたのかも知れない。
今朝僕が仕事に行くとき、暖房を付けっぱなしにしとけば良かったのかもなぁ。
さすがにそこまでは思いが巡らなかった。

あと、これは夕食の後に言っていたことだけど、食事をして内臓に血が持っていかれるとしんどくなるのかも知れない、ということだった。
帝王切開で出血もあったし、出産後もお腹からの出血が続いている。
ここ数日で貧血の症状があって、血液検査でも数値が出てきたので鉄剤を処方してもらったそうだ。
そういうことも関係している可能性もある。

身体のいろんな機能が低下してるんだろうか。
自律神経? 免疫?
そういう人としての基本的なシステムのようなものが。
たぶん身体の内部はかなりのダメージが蓄積してるんだろうな。
やっぱり1ヶ月くらいは何もせずに休んどかないと。

仕事帰りで赤ちゃんとの面会に行く。
奥さんも授乳のために来ていて、ほぼ同時に病院に到着した。
顔色は良くはないが、電話で話したときよりも回復したように見える。
とりあえず一安心。
もちろんまだまだ万全ではないけれど。

今日も赤ちゃんの抱き方を試行錯誤。
抱き方をあれこれ試してみるけど、結局どれもしっくりこない。
脇を開けて肘を上げ気味にする方法が今日の中では一番良かったと思うけど、それでもベストではない。
奥さんが抱いたら大人しいのになぁ。
僕が抱いてる間ずっと、身体をよじって動き続けていた。

奥さんが授乳している間に、僕は今日の夕食であるうな重を買いに行く。
ついでに病院近くのドラッグストアで粉ミルクも買っておいた。
決め手は、特に無し!
いろいろ調べても成分はほとんど変わらないらしいし、量も値段も大して変わらない。
「何となく聞いたことある」「有名メーカーの定番」というありきたりな理由で。
まぁもし赤ちゃんが嫌がったり他に良さげなものが見つかったりしたら、そのときは別のを買えば良いだけだし。
とりあえず試してみることに。

すべての買い物を済ませて、病院で再び奥さんと合流。
かなりしんどそうだ。
ゆっくり歩きながら帰宅の途につく。

久しぶりに奥さんが我が家へ帰ってきた。
およそ10日ぶり。
とりあえず、うな重を食べることにする。
ささやかながら、退院祝いだ。
ずっと病院食だった奥さんにとって、久しぶりのご馳走。
満足してくれたようだった。

奥さんは屈む姿勢がつらいようで、テーブルの物を取るだけでも大変そうだった。
子宮や切った皮膚の痛みはそれほどでもないそうだけど、筋肉の組織を切ったところが引きつるように痛いそうで。
たぶんそう簡単に治るような傷ではないだろうし、ちょっと長引くかもなぁ。
ただでさえ陣痛や出産のダメージがあるのに、それに加えてこの痛みはつらい。
だから病院はギリギリまで自然分娩で行こうとしてたんだろうか。

うな重を食べた後、明日の荷物を整理する。
これがまた一苦労。
予定外の入院があったこともあり、まったく用意ができていなかった。
持って帰る予定の服なんかも、入院中に必要で荷造りできなったし。
結局夜中の2時過ぎまでかかってしまった。

寝る準備を済ませて、一緒にベッドの中へ。
こうして同じタイミングで眠るのはいつぶりだろう。
入院する前も奥さんは寝付けない日が多くて、僕だけが先に寝ることも多かった。

赤ちゃんの退院が遅れたおかげで、夫婦二人だけの時間が最後に作れた。
この子は空気を読める子やな。
優しい子だ。

明日は赤ちゃんの退院予定日。
いよいよ新生活が始まる。

  • この記事を書いた人
きーやんアイコン

きーやん

38歳で初めて子どもを授かりました。「本業は父親」をモットーに、当事者として育児に奮闘中。その中で感じたことや考えたことを、体験ベースで記事に書いています。子どもの教育資金などを蓄えるため、副業や投資についても試行錯誤の日々。

-新任パパの育児日記, 育児に関する感想・レビューなど, 赤ちゃんが飲むミルクについて
-, , , , , , ,

Copyright© 新任パパによる育児記録ダイアリー , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.