バットに乗った串カツ

新任パパの育児日記

高校の友人と食事。子育ての先輩から学んだのは向き合う姿勢と意識。

投稿日:2019年4月9日 更新日:

今日は高校時代の友人と食事へ行ってきた。
これまでなら「飲んできた」という表現になるところだけど、帰ってからも赤ちゃんの世話をしないといけないので、極力飲まないようにしている。
飲んだら確実に眠くなるから(=_=)
もうちょっとお酒に強ければなぁ……。
奥さんの強さを今だけでも分けて欲しい……。

この友人には2人の子どもが居て、もう8歳と4歳になるらしい。
子育ての大先輩だ。

もう一人の友人と共に結婚式の二次会で挨拶を頼んだくらい、大切な友人の一人
高校卒業後も年に数回は定期的に会っていたのだけど、ここ数年はなかなか会う機会がない。
特に友人の方が飲食店をオーナーとして経営しているので、とにかく時間がないのだ。

今日の話もそのことが中心になったけど、子育てについても刺激になることが多かった。

友人は大忙しの飲食店オーナー

友人の店は慢性的に人手不足で、最近は特に売り手市場だから人が余計に集まりにくいらしい。
店自体がかなりの郊外にあるので、時給を上げてもさほど効果はないし。
週に5〜6日は友人と奥さんの二人とも、営業開始からラストまで店に入っていないと回らないという状況。
友人に至っては週7日、つまり毎日。
今日はかなり久しぶりに店の外へ出たのだという。

友人の店はかなりの大手チェーンのフランチャイズなので、同じようなオーナーが全国にたくさん居る。
今日はそのうちの関西地区のオーナーが集まる会議だったそうだ。
その会議は月に一度開かれているそうなのだけど、友人はあまりに忙しすぎて半年ほど出席できていなかったらしい
で、久しぶりに店を出て会議に出席できることになったから、その帰りに「メシでも食おう」と僕が誘われたわけだ。

ネット媒体の求人でようやく人材確保

最近は新聞の折込チラシで求人をかけていたそうだが、どうしても応募してくる人の年齢層が高くなってしまう。
欲しいのは高校生や大学生くらいの年代だ。
深夜帯もあるので、若くて体力もあるけど、その深い時間帯を任せられるくらいには大人であって欲しい。

その層を狙うにはやはりネット媒体で求人をかけるしかないのだけど、どうしてもコストが高くつく。
今回友人は「1年分のコストをかけるつもりで」年明けからネットへ求人を出稿して、1〜3月の間にかなり多くの人材を確保できたそうだ。
まだまだ新人なので教育もしっかりしないといけないのだけど、これでようやく少しは(自分が店から居なくなるくらいの)時間を作れるようになった。
深夜帯は相変わらず友人自身が毎日店に出ないと無理なようだけど。

子どもは店の事務所で待機

そんな中で子どもはどうしているかというと、8歳のお姉ちゃんの小学校が15時くらいに終わった後は児童館で待機。
16時半に4歳の弟の保育園が終わるので、そのタイミングで奥さんが二人を迎えに行って店に連れてくるそうだ。
その後は、宿題をしたりゲームをしながら、店の営業が終わるまで事務所で待っているらしい。

店の営業が終わるのは日付が変わる頃
それから家に帰ったら、あとは寝るだけ。
朝起きてから友人が子どもを風呂に入れて送り出すと、もう一眠りしてから店の営業開始に合わせて出勤することになる。

このサイクルを、ほぼ毎日繰り返している。
聞いているだけでも大変そうだけど、実際はおそらくもっと壮絶だろう。
体力的にも精神的にも大丈夫なんだろうか。

「子どもにはしんどい思いをさせてる」と友人は言っていた。
大きな声を出すこともできないし、窓もない閉鎖的な空間で籠もりっきりだし、ご飯もその店で出しているものかコンビニ弁当くらいだし。
子どもなりに我慢していることはたくさんあるんだろう。

限られた時間の中で

「でも」と友人は続ける。
「子どもに対して『愛しているよ』ということを、伝える努力は常にしている」
他の家庭と比べたら特殊な状況だからこそ、しっかりと自分の気持ちを子どもに伝えることを意識しているそうだ。

友人の家庭は、確かに一般的ではない。
かなり特殊だと言えるだろう。
でも、だからといって不幸かと言えば決してそうではない。

店のスタッフが仕事終わりに子どもの相手をしてくれることも多く、家族や学校以外の大人と触れ合う機会にも恵まれている
おばちゃんが一緒に本を読んでくれたり、高校生が一緒にゲームをしてくれたり。
ご近所付き合いの活発だった一昔前ならいざ知らず、現在の一般の家庭ではなかなかこれだけの大人に揉まれる機会を持つことは難しい。
これだけでも子どもは貴重な経験をしているはずだ。
もちろん「飲食店の裏側」を見るということも含めて。

今月末からの10連休のうち、店の休みは1日だけなのだそうだ。
その1日に何をするか、どこへ行くかが家族の中で白熱した議論になっているらしい。
僕はそれを聞いて「良いなぁ」と思った。
とっても楽しそうだ。
たった1日だけだけど、その日にすることを家族全員が真剣に話し合っている
普段時間がないからこそ、たった1日の休みがとても貴重で価値のあるものになっているんだろう。

10連休を丸々休める家族の中で、その過ごし方をこれほど真剣に考えているところはどれくらいあるだろうか。
休みが長いからといって、必ずしも幸せとは限らない。

向き合う姿勢と意識

今の状況でどうしたら家族がしっかりと関係を深めて、愛情や信頼を構築できるかを友人は真剣に考えている。
そして、それを実際に行動に移している。
僕は今日の話を聞いて、素直に友人のことを尊敬した。
ここまでのことを僕は考えられていないし、だから行動もできていない。

自分なりに頑張っているつもりだったけど、またまだ足りていないのがよく分かった。

友人のやっていることをそのまま僕の方でも活かすことはできないけど、どのような意識で向き合えば良いのか、という面でとても刺激になった。
一人ひとりで、一つ一つの家庭で、それぞれ状況は違う。
その中でできることを考え、行動に移していかないといけない。
頭では分かっていたけど、まだまだだった。
もっと考えないと。

今の僕にとって必要な話ができたような気がする。
具体的なアドバイスや参考事例ではなく、たぶん向き合う姿勢や意識の見本が僕には必要だったのだ

友人には定期的に会いたいな。
そして、「まだまだ足りない」と思わせてほしい。

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