実は10日ほど前にお宮参りを済ませておりまして。
なかなかまとめる時間がなくて先延ばしにしていたら、こんなに日が経ってしまった。
何せお宮参りの後に行ったクリニックで聞いた「ベビーワセリンはベビー用じゃない」という話が衝撃的すぎて、そっちを優先してしまったからなぁ……。
それからタイミングを逃し続けて、ようやく今日になって書く気になったという次第。
お宮参り当日はやることが多すぎて、文字通り分刻みのタイムスケジュールだった。
授乳間隔も計算しないといけないので、それを含めると前日の夜からの計画。
うちは赤ちゃんがフルセットの祝い着を着ることになったので、奥さんもそれに合わせて着物を着ることに。
洋服だったらもっと余裕を持って動けたのかなぁ……。
時間の使い方に重点を置きながら書いていくので、これからお宮参りの計画を立てる人にとって参考になれば幸い。
特に奥さんが着物を着るところにとっては。
先にこれだけは言っておく。
「何とかなる」では何ともならないからな!
細かいところまでしっかり考えて計画立てとけよ!
クリックできる目次
前日→準備、タクシー予約
持ち物や服の準備を完璧に済ませておく。
「あれは明日準備すれば良いや」ではダメ。絶対にダメ。
まず間違いなく持っていくのを忘れたり、時間に遅れたりする。
前日までに準備しておくこと。
男性ならスーツで行くことが多いと思うので、一式を外に出して着るだけの状態にしておくこと。
ジャケット、スラックス、シャツ、ネクタイ、ハンカチ、靴下、時計、季節によってはベストやニットなども。
特にネクタイを当日に選んだりする余裕はないので、事前に決めておくこと。
僕はすべてを目に見えるところにまとめて置いて、何も考えなくても着られる状態にしておいた。
それでも割とバタバタしたなぁ。
あとは鞄。
恐らく奥さんは普段より小さな鞄しか持てないので、大半の荷物を夫が持つことになる。
大きめのトートバッグなどを出しておくのが無難。
赤ちゃんの着替えとかミルクとか、いろいろ嵩張るものも多いので。
タクシーの予約も済ませておいた。
意外と当日の配車しかできないところが多くて、4社目くらいでようやく予約に成功。
準備が済んだら、明日に備えておとなしく寝た。
体力を温存しとかないと、身体がもたない。
1:30および5:00→授乳
当日のスケジュールから逆算して、この時間に授乳を行っておくことに。
本当は4:00の方が等間隔に近いから良いのだけど、体力的に奥さんがキツいのでここは遅めに設定。
粉ミルクの量も普段より多めに作って、なるべく赤ちゃんのお腹が空かないように調整した。
7:00→授乳、朝食、奥さんメイク
ワンクッション置くための授乳を挟み、僕と奥さんも朝食を摂る。
奥さんは先にメイクを済ませて、ヘアセットと着付けを待つ。
8:20→授乳
再び授乳。
これがお参り前の最後の授乳となる。
赤ちゃんのお腹を少しでも満たした状態にしておくため、ミルクはもう少し後に与えることに。
8:50→ヘアセット&着付け
家まで出張してくれるところのサービスを利用して、着物の着付けとヘアセットをしてもらう。
当日はかなり予約が重なっていたらしく、この時間ですでに3件目だったらしい。
意外と需要があるんだな……。
普段なら1時間かかるところを、50分ほどで仕上げてもらうことに。
このあたりからバタバタ度合いが増してきた。
9:00→ミルク、赤ちゃんの準備
奥さんの着付けと並行して、僕が赤ちゃんの準備を担当。
先にスーツに着替えて、自分の準備は済ませておく。
まずはミルクを多めに与えて、オムツのチェック&交換。
それからベビードレスに着替えて、日焼け止めを塗っておいた。
こんな何時間も外出するのは初めてだからなぁ。
しっかりケアしとかないと。
9:40→着付け仕上がり、タクシー乗車
着付けが仕上がってお見送りをした後、急いで出発の準備。
赤ちゃんを抱っこ紐に乗せ、まとめておいた荷物を抱えて家を出る。
昨日のうちに予約しておいたタクシーに乗り込み、目的地へ出発。
ここまで一応オンスケジュールで来ている。
順調。
10:00→天満宮到着、お参り、fotowaカメラマンによる撮影
目的地である大阪天満宮に到着。
ほぼ予定通り。
先に到着していた両家の両親とも合流。
加えて、fotowa(フォトワ)で撮影を依頼していたカメラマンとも挨拶を交わして撮影スタート。
まずは休憩所で赤ちゃんに産着を着せる。
お義母さんと奥さんが動画を見て予習してきたと言って自信満々だったのだけど、やはりというか何というか、なかなかうまくいかない。
それを見かねてカメラマンの人が助けに入る。
慣れた手付きで産着を整えていき、あっという間にきれいに仕上がった。
これまで撮影で何回も経験しているし、自身もお子さんを3人持っているということで、自然と慣れたのだそうだ。
「お宮参りに慣れている人の方が良い写真を撮ってくれるだろう」と思ってこの人に決めたのだけど、まさか産着の着付けまでやってもらえるとは……。
意外な副産物(?)だった。
その後もカメラマンの人の指示に従って撮影は進む。
まずは全員での記念写真から。
その後に本殿にお参りするときも、並び方まで細かく調整しながらの撮影だった。
それが終わるといくつかの撮影スポットで複数パターンを撮影。
ちょうど咲いていた桜をバックに、一人ずつ赤ちゃんを抱っこして写真を撮ってもらっていた。
特に父親は遠慮しがちなので、カメラマンの人に強く勧められるくらいでちょうど良かったんだろうと思う。
あとは僕と奥さんの二人で、稲荷神社の赤鳥居の前で撮ったり、再び桜の前に戻ってきたりしながら撮影。
そうこうしているうち、あっという間にお願いしていた1時間が過ぎた。
後日写真を確認したけど、クオリティも充分満足できるレベル。
建物単体や景色だけの写真も、お願いするのを忘れていたと思ったら知らない間に撮ってくれていた。
ありがたい。
写真館のスタジオ撮影とも迷ったけど、結果的にfotowaで正解だったと思う。
みんなの自然な表情が撮れたし、それぞれ赤ちゃんを抱っこした写真が残るのは良い記念になったんじゃなかろうか。
ただ、どの人を選ぶかによって結果は違ってくるはずなので、次回以降利用する場合もそこは慎重に見極めたい。
(fotowaを利用した感想やレビューについては、後日別記事にまとめる予定)
11:00→ご祈祷
カメラマンの人と分かれ、ご祈祷の申込み。
事前に準備していた「御初穂料」を納め、待合室へ通される。
そこで僕と奥さんと子どもの名前、住所、子どもの生年月日などを用紙に記入。
その後は特に何をするでもなく、しばらく待機。
僕たちの後にも、数組の人たちが待合室へ入ってきた。
子どもを抱いている人は1人居たけど、お宮参りにしてはかなり大きい。
その他の人は子どもすら居ない。
お宮参り以外のご祈祷もまとめてやるということだろうか。
30分近く待ったところで、ようやく本殿へ通される。
結局待合室で待っていたのは、僕たちを含めて5組。
どういうタイミングで本殿へ通されたのか、未だによく分からない。
祝詞を読み上げたり、お祓いをしたり、巫女さんが舞をしたり。
滞りなくご祈祷は15分ほどで終了。
「受付から60分前後」と公式サイトに書いてあったけど、だいたいその通りの時間だった。
12:00→タクシーでいったん帰宅、着替え、授乳
この後は全員での食事会なのだけど、前回の授乳から3時間以上経っているので、ここでいったん帰宅して授乳する。
その間、両親たちは各自で待っていてもらうことに。
(後で聞いたら、4人でお茶を飲んでいたらしい)
いつ終わるか分からなかったからタクシーの予約はできなかったけど、運良くすぐに流しのタクシーは捕まった。
家に着くとすぐに奥さんは着替え、僕はミルクを作る。
着替え終わるとすぐさま授乳へ。
その間に僕は次のタクシーの予約。
13:00頃に出発することにする。
授乳が終わると、またすぐに出かける準備。
赤ちゃんを抱っこ紐に乗せ、急いでタクシーへ。
13:00→出発、食事会へ
食事会のお店まではタクシーで15分くらい。
予約は13:30だったので、何とか早めに着くことができた。
これに間に合いさえすれば、あとはゆっくりできる。
何とか乗り切ることができた。
お参りやご祈祷のときも、赤ちゃんがずっと寝ていてくれたのが幸い。
泣き出したりうんちをしたり、いろいろトラブルが起こると覚悟していたのだけど。
外に出かけたり知らない人に会ったりすると、この子は静かに寝るんだよなぁ……。
何という内弁慶……(^_^;)
まぁとにかく無事に済んで良かった。