奥さんと赤ちゃんが実家に再び戻ってから、ちょうど一ヶ月経った昨日。
一時的に自宅へ帰ってきて、一泊することになった。
主な目的は、赤ちゃんの予防接種を受けるため。
それと、両親の居ない環境に慣れるための「リハビリ」も兼ねて。
長めの移動(1 時間くらい)も、本人にとっては久しぶりでちょっとした負担になる。
一ヶ月前に比べるとだいぶ回復してきているので、現在の状態を確認するにはちょうど良い機会だ。
自信と失意の繰り返し
結論から言うと、完全に自宅へ戻ってくるにはまだまだ時間がかかりそう。
今日の朝起きたとき、不安そうな顔で「ちょっとしんどい」と漏らしていた。
一泊だけとはいえ、自宅に帰れたことは一つの自信にはなったみたいだけど。
最近はかなり調子が良い日も続いていて、「このままいけば今月中にも帰れそう」という期待もあった。
だけど、その期待があった分、しんどくなってしまったことが本人的には相当ショックだったようだ。
一進一退が続いている。
全体的なトレンドとしては回復基調にあるのだけど、日々の浮き沈みのつらさは本人にしか分からない。
今日は普段よりも大きな波があったのだろう。
実家へ戻って夕食を食べているとき、またしんどくなって横になってしまった。
その表情からは失意の色がうかがえる。
僕は側に座って、話を聞くことしかできなかった。
しばらく時間を置くと、また普段どおりの奥さんに戻った。
頑張って明るく振る舞ってる様子ではないから、たぶん本当に大丈夫なのだとは思う。
ただ、それでも受けたショックは心に残ってしまうのだろうな。
どうか無理をせず、周りを頼ってほしい。
本人は「早く(自宅に)帰りたい」と言っているけど、それが唯一の答えじゃないから。
周りや過去の人たちがどうであろうと、それが僕たちの正解とは限らない。
なかなか辿り着けないけど、一緒に模索していこう。
赤ちゃんの予防接種は修羅場(笑)
赤ちゃんの予防接種は、今日で 2 回目。
前回は僕が仕事の間に、奥さんが一人で行ってきてくれた。
ので、僕は初めての立ち会い。
書類は奥さんが用意してくれていた。
申込書と予防接種手帳にも記入しないといけないので、割と手間がかかる。
今回受けた予防接種は以下の 5 種類。
- B 型肝炎
- ヒブ(Hib)
- 小児用肺炎球菌
- 四種混合(DPT-IPV)
- ロタウイルス(ロタリックス)
ロタウイルス(ロタリックス)のみ生ワクチンで、残りの 4 つが不活化ワクチンだ。
このロタウイルス(ロタリックス)は任意接種なので、なかなかのお値段がする。
まぁそれでも罹ったときのことを考えると、2 回受けるだけで済むのだから安いもんだろう。
(何十万円もするなら考えるけど……(-_-;))
不活化ワクチンはどれも注射なので、今回は 4 回も針を刺されることになる(前回は 3 回の注射)。
赤ちゃんからしたら、訳がわからないと思う。
突然、何の脈絡もなく、腕が痛くなるのだから。
当然のことながら、赤ちゃんは顔を真っ赤にして泣き叫んでいた。
先生が注射をしている間、看護師さんが赤ちゃんの顔と上半身を、僕が下半身を押さえ込む。
これを計 4 回。
すべての注射が終わる頃には、赤ちゃんは精も根も尽き果てたといった様子(´;ω;`)
可哀想だけど仕方ない。ごめんよ。
落ち着きを取り戻す間もなく、ロタリックスの経口摂取。
座ったら泣いてしまうので立って抱っこしていたら、「泣いた方が飲んでくれるので、むしろ都合がいい」と先生に言われたので座ることに。
しばらくすると泣き始めたので、それを見計らって先生がロタリックスを赤ちゃんの口へ注入。
何回か泣き声を上げたあと、少しも吐き出すことなく飲み込んでくれた。
これを数回繰り返して、ロタリックスは完食(完飲?)。
前回も全て飲み干したそうだから、2 回連続で無駄なく飲んでくれたことになる。
他の赤ちゃんだと、吐き出してしまうことも少なくないみたいだけど。
決して安くはないからなぁ。
全部飲んでくれたらやっぱり嬉しい(笑)。
親思いのえぇ子や。
次回の接種はまた一ヶ月後。
B 型肝炎とロタウイルス(ロタリックス)は今回で終わりだから、残りの 3 種類を受けることになる。
3 回の注射かぁ。
また修羅場だな(笑)。
▼【参考】予防接種の分かりやすいスケジュールも載ってます。▼
赤ちゃんの予防接種はややこしい! スケジュールの組み方を考える。
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