インテックス大阪で開催されていた「ロハスフェスタ南港」に行ってきた。
8/10 〜 8/12 の 3 日間開催された中の 2 日目。
特に「ロハス」や「エコ」に強い関心があるわけではなく。
主な目的はこれ↓。
くまモンを間近で見られるチャンスなんてそうそうない!
という奥さんの強い要望により、はるばる南港へ。
行く前に悩んだのは、
- ベビーカーで行くべきか?
- それとも抱っこ紐の方がいいのか?
ということ。
いろいろ調べた結果、ベビーカーで行くことにした。
結果、この選択は大正解!
これについては後で詳しく。
以下、「赤ちゃん連れ目線」でロハスフェスタをざっくりと紹介・レポートしてみる。
クリックできる目次
ロハスフェスタとは?
そもそも「ロハスフェスタ」って何?(・・;
という人も居るだろうけど、詳しい説明はほかへ譲る。
(あんまり分かってないし)
ものすごくざっくり言うと、
- 体に優しくて
- 地球環境にも優しい
- 手作り感満載の商品を扱った
- 小さな店舗がたくさん出店しているお祭り
という感じ。
雰囲気としては、「とんでもなく大規模なフリマ」を想像してもらったらいい。
が、出店しているのは個人よりも実店舗を持つショップが多い印象。
初めは確か、大阪の万博公園でだけ開催されていたはず。
それがいつの間にか、全国各地で開催されるようになっていた。
詳細は、公式サイトなどを参照されたし。
身体や心に優しいことは地球にも優しいこと。そんな想いから始まったロハスフェスタ。地球環境に配慮した身近な取組として「来場者や出展者の方々にもごみの削減に協力してもらおう」という呼びかけもロハスフェスタの特徴です。その輪は年々広がり今では約8万人以上が来場するまでになりました。 会場にはこだわりの手づくり雑貨や家具、健康的な食材から作られたフード&スイーツなどわくわくドキドキの出展がずらり。ロハスが意味する健康で持続可能な生活スタイルの大切さをこのフェスタで感じてほしい、そして、くらしの中でのちょっとした心がけから「小さなエコが大きなコエ」になっていくことを願っています。
アバウト | ロハスフェスタ(LohasFesta)
コンセプトはごみが出ないイベントとのことで、フードコーナーやファッション、雑貨などたくさんのお店が出展していますがごみの分別ブースやリサイクル品回収ブース、てんぷら油回収所など来場者、出展者共にエコへの意識が高まるイベントとなっています。
その他にも後ほど紹介する持ち物一つに関してもエコへの意識が徹底されていてなんというか、会場全体がオーガニックな雰囲気に包まれているとても落ち着いた空間となっています。
ロハスフェスタとは?大阪万博公園に出店もできる?持ち物に注意! | pally-pally
簡単にいうと、地球にやさしい感じの手作りアイテムがわんさか販売されているフェスなのだよ。
【ロハスフェスタ万博】LOHASFESTAに行くと創作意欲が増すからいこうぜ!~大阪~ - 腐ったみかんは俺かお前か?
ベビーカーか? 抱っこ紐か?
さて、冒頭の「ベビーカー or 抱っこ紐」問題について。
結果的に僕たちはベビーカーを選択した。
その理由は大きく以下の 2 つ。
- (移動も含めて)何時間も抱っこ紐のままはツラい。
- ベビーカーでも動けるくらいの広さはありそうだった。
まず 1 つめの理由について。
移動時間だけでも数十分かかるし、すべてのお店を見て回るだけでも相当な時間がかかるだろう。
しかも、今回の目的である「くまモン」のステージまである。
会場内に赤ちゃんを寝かせられるようなスペースはないだろうし。
さすがに何時間も抱っこ紐を着けたままはしんどいなぁ……。
というのが 1 つめの理由。
2 つめの理由は、Instagram などの画像を見て「ベビーカーでも行けそうかな」と思ったから。
Instagram には出店しているショップが、かなり積極的に情報を発信している。
今回であれば「#ロハスフェスタ南港」というハッシュタグもあり、それを見ればだいたいの様子はつかめるのだ。
商品の写真が多いのだけど、会場内の風景が写っている画像もちょいちょいある。
そこから「ベビーカーでも行けそう」と判断した。
例えばこんな画像↓。
実際に行ってみたら、写真で見たよりも全然余裕だった(笑)。
さすがに店が密集してるエリアは、ちょっと狭くなるけど。
それでもベビーカー 1 台くらいは平気で通れる。
(すれ違うのは若干厳しいかな、くらい)
地面もほぼ真っ平らで、ガタガタすることもなく。
本当にベビーカーで行って良かった。
抱っこ紐で行ってたら、この肩と腰がどうなってたことか……(-.-;)
他の会場はどんな感じか分からないけど、たぶんこれくらいの余裕はあるんじゃないかなぁ。
開催時期になれば Instagram などにアップされると思うので、悩む人はチェックしてみたらいいかも。
ベビールーム(授乳室)も完備。
授乳室も完備されていた。
ただ、これはロハスフェスタのためではなく、インテックス大阪に元々ある設備みたい。
奥さんいわく「広くてきれい」だったそうだ。
インテックス大阪の公式サイトにも情報が載っていた。
パンフに載っているマップを見ると、会場内にあるように見えるのだけど。
実際は一回外に出ないといけなかったそうだ。
ちょっと不便だけど……、まぁ許容レベルかなと。
という感じなので、他の会場がどうなのかは分からない。
万博公園みたいに芝生の広場で開催されることも多いし。
ロハスフェスタ自体が子ども連れにもかなり配慮しているイベントだし、何もないとは思わないけど……。
公式サイトの FAQ を見てみると、「会場内に授乳室を設けております」との記述はあった。
たぶん臨時で設置されたものだろうから、不安な場合はお問い合わせを。
飲食の選択肢は多い。お弁当持参という方法も。
飲食用のスペースはかなり広めに取っていた。
座席数もかなり多い。
お昼時はさすがに混んでいたけど、まったく座れないというほどじゃなかった。
通路側の席を確保できれば、ベビーカーも大して迷惑にはならない。
たとえ赤ちゃんが泣き叫んだとしても、気にする人は少ないだろう。
食事を提供しているお店もたくさんあって、(行列に並びさえすれば)食べることに困ることはなさそう。
中には、お弁当を持ってきている人もチラホラと見かけた。
その発想はなかったけど、確かにその方法は賢いかも知れない。
せっかくだからお店のものを食べたい気もするけど……。
ロハスフェスタでは、食器は基本的に各自で持参することになっている。
(会場内で買うことも可能)
カレーなどを食べることを考えると、深さのある食器の方が使い勝手はいい。
食器を洗うコーナーもある。
ラップサンドやハンバーガーのようなメニューもあるから、「食器がなくて何も食べられない」ということはない。
カップケーキやマフィンなどもお菓子を出しているお店もあるし。
食事に関してはかなり充実している印象だった。
(ただ、飲み物がちょっと少なかったので、ペットボトルか水筒で持ってきた方が良さそう)
電子マネーやクレジットカードで決済可能
これは別に「赤ちゃん連れ」と無関係だけど、印象的だったのでついでにご紹介。
ほとんどのお店で、電子マネーやクレジットカードでの決済が可能だった。
電子マネーが使えるお店には「SQUARE」という名前が掲示されていることが多かった。
決済システムの名前だろうか?
普段の生活ではあまり目にすることがないけど、こうした小規模なお店の決済では定番なんだろうか。
お金を払う側にとってもこの方が楽だけど、お店にとってもメリットは大きいだろう。
現金を置いておくリスクを減らせるし、お釣り用の小銭も用意する必要がなくなる。
今後はむしろ「現金不可」なお店が増えるかも知れない。
メインイベントはくまモン
本日のメインイベント、くまモン。
12 時半から、きっちり 30 分間のオンステージ。
完成度が高いというか、「相変わらず芸達者だなー」という感じ。
くまモン自体もそうなのだけど、一緒にステージに上がったお姉さんのレベルが高い。
くまモンの動きから意図を完璧に読み取って、的確かつ簡潔に言語化していく。
もちろん決め打ちや定番ネタもあるんだろうけど、それを感じさせない自然なやり取り。
本当に公務員か、あの人。
(ちなみにくまモンも一応公務員。熊本県の「営業部長兼しあわせ部長」らしい)
たとえば、音響の人がアドリブで効果音を入れたとき。
くまモンがその人の側に寄っていって、自分の腕をポンポンと手で叩くジェスチャーをした。
それを見てお姉さんが一言。
「腕を上げたねぇ、じゃないんだよ!」
なんだろう、この素晴らしい意思疎通は。
ベテラン漫才師か。
前半は熊本県についての PR。
くまモンの体を九州に見立てて、「熊本県はどこでしょう〜?」というクイズをしていた。
ここでも絶妙な掛け合いが。
「3 択くらいにする?」というお姉さんの質問に、くまモンが手を広げて見せる。
「ん? それ何本?」
くまモンが数えるジェスチャーをして、「1、2、3、4 ……」とお姉さんが数える。
「4 なのそれ(笑)。ごめんなさい。2 に見えるけど」
くまモン、悲しそうなジェスチャー。
やっぱり漫才師だ。
15分経ったところで、さりげなく「もう半分過ぎちゃったよー」と時間経過を説明。
ここから後半であることを、ごく自然な形で全員に伝えていた。
後半は「くまモンタッチ」という歌遊びだった。
これに関しては動画を見てもらった方が早いと思う。
(自分で撮った動画もあるけど、他の人の顔が映りまくってるので割愛)
最後は写真撮影。
子どもたちがくまモンの周りに集合して、親たちがそれを撮りまくるという方法。
10 秒カウントダウンする間に撮れるだけ撮る、という感じだったと思う。
完全に蚊帳の外だったから、あまり状況がつかめなかったのだけど。
一人一人に対応してる時間なんてないから、こうするしかないんだろうなぁ。
子どものことを「小さなお友達」、大人を「大きなお友達」と呼んでいたのが印象的だった。
子どもだろうが大人だろうが、フラットに接しようとする姿勢の表れなんだろうか?
こういうディテールの細かさが、くまモンが愛され続けてる理由なのかも知れない。
ちなみに、個人ブログならくまモンの写真は載せ放題だそうです。
(ただし著作権の表記は必要)
個人が利用する場合でも、利用申請が必要ですか
以下に例示するような場合は必要ありません。
(中略)
(2)個人のSNSやHP、ブログなどの記事としてくまモンのイラスト(又は写真)を掲載する場合
(中略)
個人利用の場合でも、著作権の表記は行ってください。
日本語表記 ©2010熊本県くまモン
よくある質問 / くまモンオフィシャルホームページ
という訳で遠慮なく載せまくりました。
ありがとう、くまモン。
©2010熊本県くまモン
ロハスフェスタ南港(@インテックス大阪)まとめ
久しぶりに家族総出でお出かけをして、とても楽しかった。
いろいろお店も見て回れたし、美味しいごはんも食べれたし。
奥さんもお気に入りの服を見つけて買えたので、満足だった様子。
あの人混みの中で、しんどくなることもなく数時間過ごせたことも大きな収穫。
行ってよかった。
ただ、思うところが一つあるとすれば。
充電スペースはあるし、冷房や照明はガンガン使ってるし、決済はクレジットや電子マネーだし。
「ロハスなのに電気使いまくりやん(´・ω・`)」と思ったのはナイショです。