ちょうど 1 ヶ月ほど前、カトージ(KATOJI)のベビーチェアについてまとめた記事をアップしました。
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カトージ(KATOJI)のベビーチェアの違いって何? 比較のための情報まとめ。
実家で使う用のベビーチェア(ハイチェア)を検討している。 自宅用には「トリップトラップ(Tripp Trapp)」をいただいたので問題なし。 ただ、これからも実家で過ごすことは多いし、バウンサーだけで ...
実家で使うベビーチェアを選ぶにあたって、情報を整理していた副産物みたいなものですね。
このときはカトージ一本に絞っていましたし、ほとんど「mamy(マミー)」に決まっていたんです。
そう、このときは……。
ところが、実際に購入したのはカトージではなく、大和屋(yamatoya)というメーカーの「すくすくチェアプラス(sukusuku+)」という商品。
最終確認のため、赤ちゃんを連れて近くの店舗へ訪れたのがそもそもの始まり。
実物を見たり使ったりしているうちに、雲行きが怪しくなっていったのです。
このどんでん返しの要因は、カトージの「mamy」に秘められた 2 つの落とし穴でした。
詳しく紹介していきます。
カトージ「mamy」の落とし穴 1:ベルトがテーブルに取り付けられている
「mamy」の前ガードは、水平方向にしかありません。
股の間にはベルトを通すのみです。
店舗で実物を確認すると、そのベルトがテーブルに取り付けられていたんですね。
「?」
初めは意味が分かりませんでした。
だって、テーブルにベルトが取り付けられているということは、椅子(座面)とテーブルが繋がってるということですから。
ということは、ベルトを取り外さないと、テーブルを上げられないんです。
んなバカな。
何かの間違いだろうと思いましたよ。えぇ。
テーブルを上げる度にベルトをいちいち外さないといけない?
まさかそんな手間のかかる設計になってる訳がないじゃないですか。
何か裏技があるはず。
ボタンを一つ押したらカチッと外れて簡単にテーブルを上げられる、みたいな仕組みがどこかに。
と思って、いろいろ試してみたんですが。
やっぱり無理でした。
ベルトを外さないと、テーブルは上げられません。
店員さんに聞いても、「これはこういうものだ(超訳)」という説明のみ。
……こりゃダメだ。
この事実が発覚した瞬間、「mamy」は第一候補から転げ落ちました。
買う気満々だったんですけどねぇ……。
後になって調べてみると、カトージ公式の説明書にもベルトをテーブルに取り付けるよう記載がありました。
(プレミアムベビーチェア mamy 取扱説明書(PDF)より)
「テーブルを使用しない場合は」という条件付きで、ベルトをガードに取り付ける方法も説明されています。
これを読む限り、テーブルを前に出している状態で使うことが前提になっているようですね。
せっかくテーブルを上げられるようになってるんだから、わざわざこんな手間のかかる設計にしなくても……。
座面の調整は簡単にできるようになっているのに、これはどうにかならなかったんだろうか。
残念です。
カトージ「mamy」の落とし穴 2:赤ちゃんを固定できなくて落ちそう
1 つめの落とし穴で、すでにテンションは下がりまくってたんですが。
一応、赤ちゃんを座らせてみようということになりました。
ここで赤ちゃんがよっぽど気に入ったりすれば、再逆転もあったんですが……。
結果的にはこれが追い打ちをかけることに。
座るスペースが広すぎて、赤ちゃんが落ちそうになったんです。
たぶん、実際に落ちることは(ほぼ)ないとは思いますけど。
ただ、「落ちるかも知れない」と感じてしまうものは使いたくないよね、という話。
落ちなかったとしても、動きまくって体を痛めることだって充分に考えられますし。
オプションで固定用のベルトとかはないのか、店員さんにも聞いてみました。
が、回答は「No」。
クッションはありますが、赤ちゃんを固定するためのオプションはないそうです。
(後でカトージのサイトで探してみましたが、見付かりませんでした)
……こりゃダメだ。(2 回目)
使い勝手が悪いだけならいざ知らず、赤ちゃんの安全にまで関わってくるとなると……。
ここで完全に「mamy」は候補から消えました。
ここで急浮上:大和屋の「すくすくチェアプラス(sukusuku+)」
「mamy」がダメとなると、他を探さないといけない。
というところで、隣に置いてあったのが大和屋の「すくすくチェアプラス(sukusuku+)」です。
こちらの前ガードは水平・垂直方向ともに木製で、座面に取り付けられています。
なので、当然テーブルは座面と固定されたりはしてません。
また、オプションで赤ちゃんを固定するベルトもあるとのこと。
これなら安心ですね(^^)
その他の仕様についても確認してみましたが、特に問題はなさそう。
材質がブナ材ではなくラバーウッドなのが、唯一気がかりといえば気がかり。
ただ、対象年齢は「腰が据わった 7 か月~ 60 kgの大人まで」となっているので、耐久性には影響なさそうです。
【公式】すくすくチェア プラス テーブル付 | ベビーベッド・ベビーチェアなら「ショップ ヤマトヤ(Shop yamatoya)」
もちろん座面の調整も可能。
「mamy」のようにワンタッチでできる訳ではないですが、そんなに頻繁にやることでもないですしね。
うーん、むしろ今まで候補にすら挙がってなかったのが不思議なくらい……(´Д`)
組み立て方の動画がアップされているのもポイント高いですね。
やっぱり動画って分かりやすいですから。
というわけで、実際に購入したのはこちら。
- すくすくチェアプラス(ナチュラル色)
- セーフティチェアベルト(YC-01)
- すくすくプラス チェアクッション(ドットイエロー)
この他にも、テーブルの上に乗せるマットも買おうかと思ったんですが、
- テーブルの上に乗せるだけ(=固定されない)
- しょっちゅう落ちる(=赤ちゃんが引っ掛けるだけで簡単に外れる)
というレビューがいくつか見受けられました。
ので、今回は購入回避。
まぁ、テーブルが汚れたら拭けばいいだけの話ですしね。
確かに丸洗いできた方が便利なんでしょうけど。
食べ物や飲み物ごとひっくり返されるリスクを考えると、怖くて使えません(^_^;)
もし必要になれば、後々買い足します。
まとめ:カトージ「mamy」の落とし穴には気を付けましょう
この記事では、カトージの「mamy」に潜む 2 つの落とし穴について説明しました。
- ベルトがテーブルに取り付けられている
- 赤ちゃんが固定できなくて落ちそう
の 2 つでしたね。
そして、他の候補を探した結果、大和屋の「すくすくチェアプラス(sukusuku+)」を見つけて購入することになりました。
すでに実家では使い始めていますが、赤ちゃんはすっかりお気に入りの様子。
「セーフティチェアベルト」のおかげでしっかり固定できていますし、ベビーチェア自体に安定感があるので多少暴れても全然大丈夫。
結果論ですが、いい買い物ができました。
やっぱり実物をしっかり見て選んだ方が良いですね。
できれば赤ちゃん本人も連れていきましょう。